参加した住民約70人に、桜が衰退している現状や今後の植樹方針などを報告した。
説明会では、保勝会の水本和幸・渉外部長がまず、「樹勢が衰えた桜の木には、コケや菌類が繁殖し、立ち枯れなどの被害が出ている」と現状を説明。2008年に発足した「吉野山サクラ調査チーム」団長の森本幸裕・京都大大学院教授も、音波を使った幹の診断の結果、「多くの桜に腐食による空洞があることを確認した」とし、土壌が樹木を腐らせる菌に汚染されていると報告した。
また、保勝会では現在、桜の種約1000粒をプランターで育てており、5月中旬には苗を植える計画だという。
報告を聞いた民宿経営の東広明さん(26)は「これまで以上に危機的状況だと痛感した。地元の若者として桜を守る活動に積極的に参加し、後の世代に吉野の桜を伝えていきたい」と話した。
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